【119番通報を音声自動入力で即時共有】千葉市消防局が「Smart119」システムを本運用開始 重大疾患に役立つ「予測診断」機能と“個人アプリ”も鋭意開発中

株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、同社が開発・運用を手がける救急医療支援システム「Smart119」が千葉市消防局に採用され、7月20日よりちば消防共同指令センター、同局の救急車25台に搭載されて実際の救急医療に運用されることを発表しました。

株式会社Smart119(スマート イチ イチ キュウ)は『今の「119」を変える』ため、千葉県千葉市が実施したアプリケーションおよびシステム利用に関する入札「次期救急情報共有システム賃貸借」を落札し、本年4月24日に契約を締結しました。5月の賃貸借開始後、システムのテスト運用を経て、7月20日より実際の救急医療現場で救急情報共有システム「Smart119」の本運用が開始されます。

「Smart119」は日本医療研究開発機構(AMED)の研究開発事業(事業費:2億7500万円 平成28年〜31年3月)を通じ、千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学と共同で、救急・消防の現場の要望を踏まえて開発されました。

救急医療の現場は,多くの課題を抱えており,それらを先進的な技術と独創的な発想で解決して,安心できる救急医療を実現したいと考えています。119通報による救急出動件数は「増加傾向」であり、「効率化・最適化」が必要とされ、⽇本全国共通の「社会的課題」となっています。

その大きな問題として、現在119通報から救急隊が駆けつけ、病院へ搬送するフローは、アナログ・リレー⽅式となっており、結果として情報制限とたらい回しが起きています。
世の中では、ITなどが進歩していますが、救急での本課題は未だに未解決です。

そこで「Smart119」は、ちば消防共同指令センターに入った119番通報の情報をタブレット端末に入力、即時に医療機関による受け入れ体制を確認し、患者の情報を救急隊に共有できる体制を整えました。いわゆる「たらい回し」を減らして、早く、正しい医療機関に搬送することに貢献します。

既存のシステムと異なる「Smart119」の特徴は、専用のAndroid端末にタッチパネルやキーボードを通じてだけでなく、音声認識による自動的な入力が可能な点です。消防指令センターのオペレーターが発する確認音声を拾うことで、入力に要する時間をおよそ8割短縮することに成功しています。

URL: https://smart119.biz